2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

最高裁判決

2008年2月27日 (水)

最高裁は、重大な事実を検証していない。

 最高裁判所は、重大な事実誤認を発見する努力を行わなかったことをみずから認めた決定であることがあきらかになったと思いました。

 

最高裁判所の決定は、次の通りでした。

 

主文

 

本件上告を棄却する。当審における未決勾留日数中400日を本刑に算入する。

 

理由

 

 弁護人○○○○ほかの上告趣意は、違憲をいう点を含め、実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であって、いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。なお、所論は○○○らの行った鑑定には多々疑問があると主張するが、所論にかんがみ記録を精査しても、被告人が筋弛緩剤マスキュラックスを点滴ルートで投与することにより本件各犯行を行ったとした原判断につき、判決に影響を及ぼすべき法令違反又は重大な事実誤認を発見することはできず、同法411条を適用すべきものとは認められない。よって、同法414条、386条1項3号、刑法21条により、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。

 

 私は、本日この決定を読んで、これで無実の人間を無期懲役に出来るとは恐ろしく思いました。

 

 今後、一つ一つ真実で、この理由をくつがえしてゆきたいと思いますが、とりあえず次の点について私見を記載します。 

 

・・・・・所論にかんがみ記録を精査しても、被告人が筋弛緩剤マスキュラックスを点滴ルートで投与することにより本件各犯行を行ったとした原判断につき、判決に影響を及ぼすべき法令違反又は重大な事実誤認を発見することはできず・・・

 

 マスキュラックスを点滴で投与して急変や殺人を行えることが可能であるかということです。

 

 マスキュラックスは現在医療現場では、効果的かつ医療目的に合った薬として使用されておりますが、どの様に患者に投与しているか検証していないのではないか、また点滴で患者に投与した場合(医療現場でこんな投与を行った事例は無いはずです。)、果たして人を殺すことが可能なのか、検証していないことが明らかになったと思われます。したがって記録を精査しただけでは重大な事実誤認を発見できなかったことは、当然なことだといわざるをえないと思います。

 

最高裁は、記録を精査することではなく、真実(この事件の場合は、医学と化学)を探求することが重要な課題ということを怠ったと言わざるをえません。