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裁判

2019年12月 8日 (日)

A子ちゃんが、病と闘っている。

ダウンロード - iken_bakakettei.pdf

 

ダウンロード - tohokuunivpress20151126_final.pdf

 

A子ちゃんが、まだ病と闘っている。

 A子さん(事件当時11才)が現在も闘病生活を送っている事が解りました。

 裁判所は、筋弛緩剤が原因だという判決にこだわり、再審を最高裁は却下したが、もうこれ以上A子さんを苦しませることは、最高裁の犯罪に等しい。

 一日も速くA子さんを、弁護団が主張している、ミトコンドリア病メラス(特定疾患で難病に指定されている)の治療を受けさせることが、人の道では無いでしょうか。

 A子さんを約20年に渡って、筋弛緩剤が原因と嘘の判決で、寝たきりの状態にしている裁判所は、A子さんはもとより家族をも毎日毎日苦しめているのである。

 

 

2019年12月 5日 (木)

[ 守 大助さんは無実です! 

緊急抗議集会

講   演 桜井昌司氏 

        布川事件国賠控訴原告 えん罪犠牲者の会を設立

弁護団報告 阿部泰雄弁護団長 

       北陵クリニック事件の特徴と第二次再審に向けて

 

12月11日(水)午後1時30分から4時30分まで

会場:仙台市宮城野区五輪2-12-70

     宮城野区中央市民センター(2階会議室)

電話:022-791-7051

 

主催:仙台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件 守大助さんを守る宮城の会

   国民救援会 宮城県本部

     〒980-0022 仙台市青葉区五橋1-5-13 国民救援会宮城県本部内

              電話 022- 222-6458        Fax  022-222-6450

 

2019年12月 4日 (水)

北陵クリニック開設届けの管理者市江雅芳氏は消えてしまった。

平成3年9月19日付けで、仙台市泉保健所に提出された、診療所の開設届けに記載された。

管理者 市江 雅芳氏は、いつの間にか変わってしまっていたのですが、平成8年9月19日付けで提出された変更届では、管理者の交代として(旧)院長 二階堂 昇氏から、(新)院長 半田 郁子氏になっていた。

  市江 雅芳氏は、消えてしまって、二階堂 昇氏に変わっていた。こんな事があるだろうか。 

日本が世界に誇る薬毒物分析の最高権威? 土橋 均氏のプロフィールと業績

(注:ここに記すのは,すべて公開情報であり,この他にもたくさんの業績をお持ちと思われるが,土橋鑑定に無関係のものは省略)

土橋氏の研究者情報・所属情報・専門分野・研究課題(日本の研究.com)researchmap土橋均

職歴
-2010:大阪府警察本部科学捜査研究所
2010-15:大阪医科大学 予防社会医学講座法医学 准教授(参考:土橋均吏員はすでに大阪府警科捜研にはいなかった
2015-現:名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科 法医・生命倫理学招聘教員

現所属:学会と役職 (2017/5/9現在)

名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科 法医・生命倫理学招聘教員
法中毒学会 副理事長
医用マススペクトル学会 評議員
薬学会 , 法科学技術学会 , 質量分析学会

土橋鑑定に関する学術活動・刊行物に関与した学会(「日本」は省略)
法中毒学会法科学技術学会法医学会(中でも法医中毒学ワーキンググループ),薬学会(中でも中毒学を担当する環境・衛生部会),医用マススペクトル学会中毒学会


研究費

日本学術振興会 科学研究費

 

 

代表 分担 番号 種別 期間 金額総額(万円) 題名
土橋均   24590065 基盤C 2012-14 494 薬物摂取歴推定の高度化のための単毛髪質量イメージング法の開発と取込機構の解明
佐藤 貴子 土橋均 15K08890 基盤C 2015-17 494 メタボロミクスを用いた向精神薬多剤併用による突然死の病態解析と法医診断への応用
石井 晃 土橋均  15H02530 基盤A 2015-17 2080 最新質量分析計による体液中危険ドラッグの検出・同定法の開発及び学際的検討
鈴木 廣一 土橋均 25460880 基盤C 2013-15 507 熱中症の法医確定診断-メタボロミクスを用いた診断に有用なバイオマーカーの検討
        合計 3575 (この金額が全て土橋氏の懐に入るわけではないことに注意)






土橋氏の講演(あくまでネットで公表されている分のみ)
1999/9/9 日本分析化学会 第48年会 分析化学教育関連シンポジウム 法化学における薬毒物分析の現状 甲南大学
2002/7/5-6 第21回日本法中毒学会年会 会長 大阪産業創造館
2005/6/21 第129回応用光学懇談会講演会 大阪府警・科学捜査研究所『薬毒物分析における起因物質の分析』
2005/11/15 日本分光学会 平成17年度秋季講演会・シンポジウム・LIBS企画セッション 「覚せい剤分析における簡易拡散反射装置の開発」 島津製作所 関西支社マルチホール
2009/5/14 第57回質量分析総合討論会ワークショップ 取り締まりMS,乱用薬物 大阪国際交流センター
2009/9/10 第 34 回日本医用マススペクトル学会年会 シンポジウム質量分析が護る食の安全 近畿大学 E キャンパス B 館 101 講義室
2009/11/12 第3回食品薬学シンポジウム 招待講演 「食品に対する毒物混入事件」 近畿大学 11月ホール
2010/9/1 第11回質量分析シンポジウム 大阪大学大学院理学研究科 H棟7階大セミナー室 (H701)
2010/9/9 日本医用マススペクトル学会 第35回年会 ランチョンセミナー (株式会社島津製作所) 金城学院大学
2011/3/14 分析技術研究会 第106回研究発表会・講演会(パナソニックリゾート大阪)特別講演「ダメ絶対乱用薬物」
2011/9/15 第36回日本医用マススペクトル学会年会 法中毒学MS最近の話題(オーガナイザー)ホテル阪急エキスポパーク
2012/06/18 (株)島津製作所 質量分析セミナー 2012in大阪 千里ライフサイエンスセンター 【招待講演】「違法(脱法)ドラッグ -乱用の現状と分析-」
2012/06/21 (株)島津製作所 質量分析セミナー 2012in東京 ベルサール八重洲 【招待講演】「違法(脱法)ドラッグ -乱用の現状と分析-」
2015/9/18 フォーラム2015:衛生薬学・環境トキシコロジー フォーラムⅢ:忍び寄る薬物汚染(座長) 神戸学院大学ポートアイランドキャンパスB号館
2015/9/19 第3回医用質量分析認定士講習会 ランチョンセミナー(株式会社島津製作所) 薬毒物分析におけるデータベースの利用 アクトシティ浜松


ベクロニウムの質量分析に関する業績:特に海外の研究との比較

 

 

No 公表時期 公表媒体・機会 m/z258 m/z557 or 279
1 1989年3月 Organic
mass spectrometry 1989;24:723
×
2 1998年3月 日本薬学会第118年会(学会報告) ×
3 1999年5月 法中毒(学会発表) ×
4 2000年9月 Clin Chem
2000;46:1413
×
5 2001年2月 土橋鑑定*1 ×
6 2001年3月 毒劇物テロ対策セミナー(講演抄録) ×
7 2001年8月 薬毒物分析実践ハンドブック(書籍)*2,*3 ×
8 2001年11月 土橋証言(第一審) ×
9 2006年3月 薬毒物試験法と注解(書籍) ×
10 2011年1月 法科学技術2011;16:13 ×







○はベクロニウム由来のイオンとして認めていること,×は認めていないことを示す
No.1はハーバード大学,No.4はチューリヒ大学からの論文.他は土橋氏の業績・証言
*1 実験ノートがないので実験を行った日も不明.01年1月~3月と推測されるのみ
*2書籍の発売は02年5月だが,脱稿期限が01年8月と序文に明記
*3 308ページの表6.6中の前駆イオン[M+H]2+は2価の分子量関連イオンのm/z279を示す


日本の質量分析の権威,土橋氏がm/z258を見限った経緯についての考察
89年のハーバードのBakerらの論文(Organic
mass spectrometry 1989;24:723
)は,分子量557のベクロニウムの分子イオンはm/z557であるという至極まともな結果を出したに過ぎない.率直に言って平凡すぎる結論である.だから,それよりも9年も経って,m/z258が分子量関連イオンだと学会発表した土橋氏は,歴史に残る独創的な発見だと欣喜雀躍したものと思われる.本来ならば,世界で初めての独創的な発見だと思った時こそ,何かの間違いではないのかと実験系をチェックしなければならないのに,それを怠ったことから,土橋氏の研究不正が始まった.


それでも2000年9月のGutteck-AmslerとRentschの共著論文(Clin Chem
2000;46:1413
)に気づいてさえいれば,史上最悪の研究不正は生まれなかったはずである.ところが,土橋氏はこれも見落としたか,あるいは自分の独創的なm/z258可愛さのあまり,無視したか,いずれかの理由で,鑑定を行ったことにした.「行ったことにした」と表現したのは,彼が鑑定を行ったという形跡が一切見られないからだ.ハートマークを書いた実験ノートさえ実在しないのだから,第三者の私が,「行った」とは到底断言できないことは,いささかでも研究の心得があれば,わかっていただけるだろう.


土橋氏がそれまで溺愛していたm/z258を見限ったのが,2001年8月.鑑定からわずか半年ほどである.ではなぜこの時期に見限ったのだろうか.推測の範囲を出ないが,m/z557・279に乗り換えざるを得なかった理由があったことは確かである.もしかしたら,薬毒物分析実践ハンドブックを,英語版 Drugs and Poisons in Humans. A Handbook of Practical Analysis. Springer 2005として出版することが,既に日本語版の原稿執筆時に決まっており,そのためにはどうしてもm/z258を見限らざるを得なかったのかもしれない.いずれにせよ,江戸時代じゃあるまいし,日本独自の分子量なんて,そんなもん,通用するわけがなかったのだ.

法的リテラシー

2019年11月30日 (土)

最高裁判所に異議申立書を提出しました。

ダウンロード - igimoutatesyo.pdf

このコメントは、追加しますが取り急ぎお知らせ致します。(2019/11/30 23:55)

 最高裁判所(以下最高裁)は、去る2019(令和)元年11月13日、再審請求の却下決定を出しました、理由は三行半の文章で、条文で説明して何ら具体的却下理由は読み取れません。

何故理由を書くことが出来なかったのかと言えば、具体的に書けば再審開始せざるを得なかったのです。

 弁護団は、最高裁の決定を受理してからから3日以内に異議申立書を提出するため、緊急に準備をして提出したのが、別添の異議申立書です。

 私達守大助さんの再審無罪を勝つ取る為には、今後も弁護団と協力して、最高裁の不当な決定を明らかにして闘って行きますので、国民の皆様のご支援をお願い申し上げます。

 今後の戦いと勝利する展望について

第1に、弁護団が記載しているとおり大阪府警察本部刑事部科学捜査研究所の土橋鑑定が筋弛緩剤の質量分析を行って出たとされるベクロニウムは、世界的にも認められない噴飯物で全く別なものを持って筋弛緩剤としたことは明らかに間違っていることを、最高裁は化学の知識が無く理解出来なかったことを、明確にして行きます。

第2に、A子ちゃんが、東北大学医学部麻酔科教授の証言を根拠に、筋弛緩剤で急変したとしているが、医学的にあり得ない証言を採用して、裁判官は医学的知識も無く理解出来なかったことを明確にして行きます。

 なお、A子ちゃんは、今回の最高裁の決定によって、いまだかつ弁護団が提出した神経内科池田正行教授の診断鑑定書ミトコンドリア病(メラス)を無視して治療が出来なくて、すでに19年も意識が回復しないで寝たきりになっております。
 裁判所は、化学と医学の知識を理解しないでいるなら、もしこのまま死亡したら、裁判官は、誤審によってA子ちゃんを殺すことになるのです。

 なお、私はこの事件は、警察・検察・東北大学医学部・北陵クリニックの陰の経営者半田康延元東北大学医学部教授により、捏造された事件である事を確信しているものです。

(2019/12/03 8:17)

 

 

 

 

2019年11月19日 (火)

東北大学医学部は20世紀の過ちを今後も残して行くのでしょうか。(最高裁の決定は東北大学医学部の過ちは歴史に残るのである。)

 守大助さんが、仙台北陵クリニック事件で、1名殺人4名殺人未遂と言うことで今日まで、逮捕から無期懲役で獄中に6982日拘束されているのです。

 改めて考えて見れば、元東北大学医学部半田教授がFES(機能的電気刺激)の臨床応用試験を、東北大学内で出来ない事から北陵クリニックと言う医療機関を設立し、人体を使った臨床応用の研究を始めたことが、事件の始まりがありました。
 すでに守大助さんが仙台北陵クリニックに勤務する以前から、FESの手術は、保険が効かないので自費の手術であったが、体外から体内へ電気の配線を行ったので、傷口の細菌がら化膿するため、手術後それを外す患者が出てきて、病院経営は赤字になったのであります。

 その様なときに、守大助さんが、北陵クリニックに勤務するようになったのです。更に守大助君は、独身だったため夜勤の看護師さんが、家庭の都合等で勤務が出来なく成りと守大助さんに代勤を頼まれたために、夜勤も多く成っていたのです。

 北陵クリニックの実質的管理者である元半田教授の妻であるI医師は、小児科が専門であったため、夫の言うことを信じて、協力してきたのですが、経営を改善するため、近くにある老人ホームの患者を受け入れてきたのです。
  I医師は、経営を改善するため、老人や小児、一般の患者等を受け入れ、更にFESの入院患者と多忙になって、精神的に疲労だ蓄積された状況の中で、患者の急変が続いたことから、夫の元半田教授に相談したことから、この事件が始まったのでした。

 元半田教授は、仙台市立病院から聞いた、筋弛緩剤の急変と言うことを聞いて、警察に届けたことから、「犯人守大助、殺人・殺人未遂に使った薬を筋弛緩剤として、警察に届け出たのです。」

 すでに、ここまでで次の二点で、辻褄が合わなくなっていたのです。

第一点はSさんが死亡した時、当時の担当医師であった故二階堂医師は、心筋梗塞という死亡をカルテに書いて問題も無く終わっているのです。もしその時点で、死因に問題が有れば、警察に届け出をすべきことを、何もしなかったのです。

第二点は、守大助さんが、怪しいと思ったら、夜勤を外すべきなのをしないで通常どうり勤務をさせているのです。

後は、警察の筋書きと検察の筋書きで守大助さんを犯人にして、裁判が始まり、裁判官は検察の言うことを鵜呑みにして、また、東北大学の教授や病院の関係者の証言を鵜呑みにして、有罪にしたのです。

 今私が一番気になることは、A子ちゃんはすでに20年近く寝たきりの状態にあると思うと、すでにA子ちゃんはミトコンドリア病という弁護団が提出したものが、裁判所により無視され、治療もうけることも無く日々を送っているとすれば、東北大学医学部とは何のためにあるのか、裁判所はA子ちゃんを、見殺しにするのかと思うと怒りを収めることは出来ません。

 裁判所は、太陽は西から昇ると言ったと思いますが、私は太陽は東から昇ると言うことを確信を持ってこれからも人生をかけて戦うことが、私が生きた証だと思って頑張ります。

 

 








 

2019年11月18日 (月)

最高裁判所の「決定」について

ダウンロード - conv0001.pdf

 

 この決定書は、理由をよめば 理解出来る事でありますが、条文のみであって真実を見ること隠蔽したことが理解出来ます。

第一に、筋弛緩剤「マスキュラックス」の分析で、大阪府警科捜研の土橋鑑定で検出された臭化ベクロニウムm/z258の過ちが国際的に全く認められない数値を最高裁判所は、鵜呑みにしていた。

第二に、仙台地方裁判所の第一審の判決文の中で、47,48,74頁で、鑑定資料が全量消費されたことについて鑑定の証拠能力や信用性を否定すべき事情があるとは言えない。と言っていながら、再審請求で弁護団は、臭化ベクロニウムm/z279が正しいと主張していると、ついに土橋は鑑定資料の残渣が有ったのを分析したら臭化ベクロニウムm/z279も検出されると、弁護団の主張を認めたのである。当然、最高裁は筋弛緩剤「マスキュラックス」を分析すべきである。

 第三に、A子ちゃんの病変が、ミトコンドリア病という意見書を弁護団が提出したが、最高裁は一切これを無視した。現在この病気は、特定疾患として難病に指定されているにもかかわらず、A子ちゃんが治療を受けていないとすれば、最高裁はA子ちゃんの生命をもてあそんでいるのである。

まさに、今回の決定は裁判官が、事件と向き合おうとせず、聞かず、見ざらず、を行って、再審を開始すれば無罪になる事を理解しながら、法律の条文を利用して、決定を出したもので、断じて許せるものでは有りません。

私は、これからこの事件が、検察官と裁判官により作られたえん罪事件である事を明らかにして行きますので、皆様のご協力をお願い致します。

参考

刑事訴訟法抜粋

(特別抗告)
第433条
 この法律により不服を申し立てることができない決定又は命令に対しては、第405条に規定する事由があることを理由とする場合に限り、最高裁判所に特に抗告をすることができる。
前項の抗告の提起期間は、5日とする。

(抗告に関する規定の準用)
第434条
 第423条、第424条及び第426条の規定は、この法律に特別の定のある場合を除いては、前条第1項の抗告についてこれを準用する。

(抗告に対する決定)
第426条
1. 抗告の手続がその規定に違反したとき、又は抗告が理由のないときは、決定で抗告を棄却しなければならない。
1.抗告が理由のあるときは、決定で原決定を取り消し、必要がある場合には、更に裁判をしなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

2019年11月15日 (金)

最高裁判所 再審請求を却下。

2019年11月13日付けで、最高裁は再審請求を却下しました。

 まさに、科学の知識が全く無いことや、仙台地裁のデタラメな判決文さえ調べないで、不当な決定に対し怒りをもって抗議します。

 最高裁は、太陽は西から昇るという馬鹿な決定を出したので、太陽は東から昇るという真実を明らかにさせるため、仙台地裁の判決文が、いかにデタラメなものか明らかにしたものを、今後、整理して掲載します。

2014年3月27日 (木)

検察は、確定判決をひるがえした。(再掲)

i   検察は、ベクロニウムの未変化体がm/z557ないしm/z279のイオンで有ることを知ったので、未変化体も変化体も出たのだから、確定判決に問題はないと様々な手を使って、科学の知識がない裁判官をだまそうと出してきたといえる意見書です。

 

Ⅰ 大阪府警科捜研の土橋吏員の「鑑定書」に記載されていた「鑑定試料全量消費」が虚偽であった。同時に法廷での証言は偽証であった。

 

Ⅱ 確定判決の標品・鑑定試料から、未変化体が出たということも虚偽であった

 

Ⅲ 検察の苦肉の表現である「試料残渣」が有ったことは、書類があっただけで本当に平成13年5月15日に作成されたことは、なんら証明がない。書類は昨年つくったとしても何ら不自然さはない。

 

 

 

1、筋弛緩剤マスキュラックスとは

 

                      (オルガノン社の医薬品インタビューフ ォームより)
  一般名:ベクロニウム臭化物という。
  分子式:C34H57BrN2O4
  分子量:637.74
  性 状:白色~わずかに赤みを帯びた白色の結晶性の粉末である。エタノー(99.5)、ジクロロメタンに極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、水、アセトンに溶けにくく、酢酸エチル、ジエチルエーテルにはほとんど溶けない。
  代謝部位及び代謝経路
      臭化ベクロニウムの代謝は動物とヒトとの間で大きな差異はなく、ヒトにおいても静脈内投与後速やかに、かつ大部分が肝に取り込まれること、代謝物としては3-OH体が生成されること、また、投与量の大部分が胆汁中に排出される(再吸収は伴わない)ことが考察された。
  臭化ベクロニウム ――→ 3-OH体(3αー脱アセチル体)
    注(未変化体)              注(変化体)
      本剤を静脈内投与した患者の血漿及び尿について、本剤と可能性のある代謝物を定量的に分析を行った結果、血漿中では未変化体のみが検出され、脱アセチル体は検出されなかった。尿中では,未変化体と3αー脱アセチル体( 3-OH体)が検出された。
 
2、土橋鑑定の虚偽の始まり。
   1999年日本法中毒学会の一般講演に発表した「ESI-LC/MSによる筋弛緩剤パンクロニウム、ベクロニウムの分析」で、
   ・・・・MSスペクトルベクロニウムM2+イオン(m/z258)のみが出現した。・・・・・
   この講演発表で、ベクロニウムの分析した結果、変化体をベクロニウムと間違って検出したことから虚偽が始まったのです。

 

「houtyuudoku.pdf」をダウンロード 

 

3、 土橋証言の偽証。
 (1)全量消費の虚偽の証言(第24回公判調書)22~23頁
  検察官  ところで、各鑑定書を読みますと、鑑定資料は、全量消費したという記載がありますが、これはどのような意味なのでしょうか。
  土橋証人 それは、すべて鑑定に使用したということです。
  検察官  鑑定資料を鑑定で使用したと、そういう意味でしょうか。
  土橋証人 はい。
  検察官  なぜ、鑑定資料を全量使用したのでしょうか。
  土橋証人 それは、分析に必要であったからです。

 

  この様に、鑑定資料を全量消費したと証言していたのですが、m/z258が変化体と知ったことからか、つじつまを合わせるため、検察は資料残渣という表現で、その資料残渣からm/z279が出たと言って、土橋証言が偽証であったこと露呈したのです。

 

 (2)516(3α-OH-ベクロニウム)ベクロニウムの未変化体とした虚偽の証言
                  (第23回公判調書)48~49頁
  検察官   先ほどから証人の後証言の中で、MSIのところで、イオンを開裂させて、より小さなイオンを作るというような趣旨の御発言があったと思うのですが、m/z258 というイオンを壊しているのに、なぜ、それより大きいm/z356,374,398というプロダクトイオンが検出されるのでしょうか。
  土橋証人  これは、m/z258 のイオンが2価イオンだからです。この先ほどもチャートのところでご説明させていただきましたけれど、m/zは、このチャートの横軸の単位であります。それで258が2価イオンということですので、m/zが価数で、mは質量ですから、本来、この258というのは、516のイオンなんですそれを2価イオンであるので、m/zで表しますと516÷2で258となります。ですから、この質量分析/質量分析で、516を開裂させていると同じ意味になります。
  検察官  516を開裂させているので、356、374、398などのイオンを有するプロダクトイオンスペクトルが得られたと同じことになると、そういうことでしょうか。
  土橋証人 はい。そうです。

 

 土橋吏員は法廷の証言で、検察官の鑑定書に関する質問に対し、この様に答弁していますが、ベクロニウムの変化体(3-OHベクロニウム)を標品にして分析していたのです。

 

 (3)鑑定書は、虚偽の記載だった。
   本来、ベクロニウムの分子量約557から導かれるm/z557(1価の場合かm/z279(2価の場合)のイオンが検出されるのを、標品からm/z258が検出され、鑑定資料(血漿・尿・点滴ボトル)からもm/z258イオンが検出されたから、ベクロニウムが検出されたという虚偽の鑑定書を作成したのです。

 

4、検察の論告要旨の誤り。 (論告要旨183頁)
  ・・・・これに対し,ベクロニウムについては,各鑑定資料からそもそもベクロニウムの未変化体が検出されたので,それ以上分解物や代謝物の 検出分析を行う必要がないと判断したもので,ベクロニウムの分解代謝物について検出分析を行わなかったことが,何ら不審を抱かせる事情になり得ないことは明らかであり,その分析を行わなかったことをもって,本件各鑑定の過程及び結果の正確性・信用性に疑問が生じる余地はない

 

             (土橋証言 24回8~9,25回83~84)。     また,本件各鑑定において,いずれも鑑定資料が全量消費されたが,これは,本件各鑑定の鑑定嘱託に際し,鑑定事項としてその含有の有無が明 示されていたベクロニウム,スキサメトニウム,塩酸ミノサイクリン以外の薬毒物についても,その含有の有無を検査,分析したからであり,そこには合理的な理由が存在し,その必要もないのに意図的に鑑定資料を全量 消費したのではないことは明白である(土橋24回22,38~42)以上のとおりであるから,本件各鑑定は,その鑑定人の知見,分析手法 のいずれも極めて信用性が高く,その各鑑定結果が正確で十分信用できることは明らかである。

 

5、仙台地裁の判決文の誤り。 (仙台地裁判決文70頁)
  ・・・・土橋吏員の証言によれば,スキサメトニウムについてはベクロニウムより分解が早く進むことから,当初から分解代謝物のことも念頭におき,検出されなかった未変化体以外に,分解代謝物の分析をも試みたのに対し,ベクロニウムについては各鑑定資料から未変化体が検出されたためそれ以上に代謝分解物まで調べる必要性が認められなかったことから,その分析は行わなかったものであり,両者の扱いを異にした合理的理由が認められるから,これが不自然とは認められない。

 

仙台高裁判決文の誤り。(仙台高裁判決文4~9頁)
   イ 本件各鑑定において,その定性分析については,液体クロマトグラフィー・質量分析・質量分析(LC/MS/MS)が用いられ,各鑑定資料につき,m/z258というイオンをプリカーサイオンとして生成されたプロダクトイオンとして,m/z356,374,398等のイオンが検出され,これは同一方法,条件で標品のベクロニウムを分析した結果と一致し,その発現時間もほぼ同一であったことが認められたとして,各鑑定資料についてベクロニウムが含有していると結論付けられている。また,定量分析においては,点滴溶液については,イオンクロマトグラフィーが用いられ,血清,尿の生体試料については,LC/MS/MSが用いられ,前記結果を得ている。
   (2)本件各鑑定自体の評価
    本件各鑑定を行った土橋吏員及び西川吏員は,本件各鑑定を行うための十分な学識と経験を有しており,その研究成果に基づき本件各鑑定もなされているもので,原判示のとおり本件各鑑定の手法,過程,及び結果に疑問とする点はなく,本件各鑑定は合理的で妥当なものとして是認できるのであり,所論指摘の点を検討しても,これが左右される点は認められない。
  (3) 外国論文4点及び鑑定意見書について
    弁護人は,ベクロニウムの質量分析に関する外国論文4点(当審弁52ないし55)及び福岡大学医学部医学教室教授影浦光義作成の鑑定意見書(=影浦鑑定意見書)(当審弁56)に照らし本件各鑑定結果が信用性がない,と証拠意見する。すなわち,本件各鑑定は,m/z258をプリカーサイオンとしているが,標記外国論文4点によれば,ベクロニウムをLC/MSないしLC/MS/MSで質量分析した場合,ベクロニウムの分子量約557から導かれるm/z557(1価の場合)かm/z279(2価の場合)のイオンが検出され,m/z258のイオンが検出されたとする記載がない,ベクロニウムの分子量からみて,m/z258その他のイオンが検出されたとしても,そのことが当該イオンがベクロニウムに由来するとはいえない,したがって,鑑定資料から検出したイオンm/z258等を根拠として,その資料にベクロニウムが含まれていたと判断することはできない,などというのであり,また,影浦鑑定意見書によれば,影浦教授も本件各鑑定においてm/z258のイオン及びそのプロダクトイオンの出現から,これをベクロニウムであるとしたのは間違いであるとした上,西川,土橋吏員らの論文では,何故構造の類似したベクロニウムとパンクロニウムが異なった機序でイオン化するのか納得し得る科学的根拠が見いだせない,などとしていることからみて,本件各鑑定書には信用性がないと証拠意見するのである。
  しかしながら,土橋吏員の証言(第23回)によれば,LC/MS/MSにおいては,分析の過程で電圧,カラムなどの分析条件や使用器具に関し同じ条件で分析すれば,検出されるイオンの種類,発現時間は同一になるが,条件が変われば結果も変わるというのであるから,分析条件に関わらず分子量関連イオンが必ず検出されるといえない。
  土橋吏員らの分析方法は所論指摘の日本法中毒学会の雑誌「法中毒」1999年5月号に,「パンクロニウムとベクロニウムの分析方法」(=西川・土橋論文)(当審弁51)として掲載,発表されているのであり,本件各鑑定もこの手法によるものであるが,影浦鑑定意見書が指摘するまで,これが誤りであるとの指摘がなされてきたことがうかがわれず,その再現性,有効性が承認されてきたことがうかがわれる。
   そして,土橋吏員らは,薬毒物の鑑定は年間150件くらい行い,これまで筋弛緩剤の鑑定は15件,資料の点数にして50点くらいの経験があり,うち生体資料の鑑定は10件くらいで,筋弛緩剤が検出された例は3件くらいあるというのであり,その薬毒物分析実務経験を通し,LC/MS/MSの特性を踏まえた最良の分析条件と思われる条件を把握しており,これを生かしながら,分析装置及び分析条件を同一にして,鑑定資料を分析する郁度標品のベクロニウムについても分析をする必要性を強調した上,同一条件下で,標品のベクロニウムで検出されたイオンの種類,発現時間と試料のそれとを対照して同一性の判定をしているのであり,べクロニウムからm/z258のイオンが出現していることを疑う理由はない
  なお,土橋吏員の証言(第24回,第25回)によれば,本件各鑑定において,各鑑定資料からベクロニウムの未変化体が分離・検出されていることが認められるから,m/z258のプリカーサイオンが,本件各鑑定資料中に存在したベクロニウムの脱アセチル化した変化体に由来するものでないことは明らかである。
  これに対し,影浦鑑定意見書は,前記のとおりの意見を提出しているのであるが,影浦教授がこれまでどの程度ベクロニウムの分析経験を有するのか不明であるばかりでなく,添付資料から見て,その試験条件について,その装置が西川・土橋論文ないし本件各鑑定書と同様の装置を用いたか不明であり,分析条件が異なることは明らかである。影浦教授が,構造の類似したベクロニウムとパンクロニウムが異なった機序でイオン化するのを納得し得る科学的根拠が見いだせないからといって,西川・土橋論文が分析条件を呈示し,ベクロニウムであることが疑いようがないベクロニウム標本からm/z258のプリカーサイオンを得ているのに,同様の装置及び分析条件を用いてその再現性を確認しないで,自己の分析試験から西川・土橋論文の手法,結果を非難するのは一面的であり,本件各鑑定の信用性を損なうものとはいえない。
  さらに,外国論文4点は2000年以降に公表されたものであり,そのうち2000年に公表された当審弁55の論文は,ベクロニウムの検出についてはその代謝産物である3―デスアセチル―ベクロニウムを検出する方法が数件報告されているのみであるという時点のもので,ベクロニウムについて二価イオンを記載しているものであり,2002年以降公表された残る3論文は,ベクロニウム等の4級窒素筋弛緩薬について,いずれも6種類,7種類,8種類の多種類の筋弛緩薬を抽出し検定,あるいは検定,定量する方法を開発したとするものであって,そのうち,例えば,当審弁53によれば,4級窒素筋弛緩薬の抽出は困難であるとされ,文献報告された分析方法のほとんどは1ないし2種類の化合物を抽出するのに適した条件で実施されているが,同論文著者らは,7種類の4級窒素緩弛緩薬の一般的な抽出方法による検出方法を見付けたとし,当審弁52,54も同様の指摘や成果を報告しているのであり,これらの記載からも1ないし2種類の化合物を抽出するのに適した分析条件とは異なることがうかがわれるのであり,その実験条件の記載をみても,土橋吏員らのそれと同一ではないし,外国論文4点もベクロニウムからm/z258のイオンが出ることを否定しているわけでもない。
 さらに,外国論文4点及び鑑定意見書においては,ベクロニウムについはm/z557ないしm/z279のイオンのみが検出されているが,上記各外国論文によっても他物質についてではあるが分子量関連イオン以外に分子の一部が開裂したイオンが検出されている例も見受けられるのであるから,分子量関連イオンのみが必ず検出されるといえないことは明らかである。
 また,外国論文4点及び影浦鑑定意見書の試験結果でも,フラグメントイオンには本件各鑑定と同様の249,356,398,416の1つまたは3つが出ているところ,弁護人は,そのようなフラグメントイオンが出ていても,プリカーサイオンのm/z258が何に由来するか分からないから,ベクロニウムとはいえない,というが,本件各鑑定においては,ベクロニウムの標品自体からm/z258のイオンが出されて上記及び374のフラグメントイオンが出ており,本件各鑑定資料がこれと同様のプリカーサイオンで同様のフラグメントイオンを呈しているのであるから,ベクロニウムと認定した本件各鑑定に何ら信用性を疑う点はない。
    したがって,外国論文4点及び影浦鑑定意見書におけるLC/MS/MSないしLC/MSと分析条件等が異なることが明らかな本件各鑑定において,ベクロニウムの標品からm/z258のイオンが検出されたことが,不合理であるなどということはできないのであり,外国論文4点及び影浦鑑定意見書は本件各鑑定の信用性を左右するとはいえない。

 

6、最高裁に対する最高検察庁の答弁書(19頁)

 

・・・・そもそも、ベクロニウムが水溶液中で分解しやすい性質を有していることは、土橋鑑定人もこれを熟知した上で本件鑑定に臨んでいるのであるから、本件鑑定において、ベクロニウムを誤って分解させてしまった結果、3脱アセチル化体のベクロニウムを分析したなどということはあり得ない。

 

 このように、土橋鑑定人をあたかも優秀な鑑定人の様な表現で検察官は答弁していると共に、仙台高裁の裁判官も「本件各鑑定を行うための十分な学識と経験を有しており,その研究成果に基づき本件各鑑定もなされているもので」と盲目的に土橋吏員を信じ込み評価していたのでしたが何のことはない加水分解があることすら理解しない土橋吏員は、基本的な知識もない、ただの分析屋だったことが明らかになりました。残念ながら大阪府警科捜研の歴史に汚点を残すかもしれない職員だと思います。

 

 検察・最高検察・仙台地裁・仙台高裁・最高裁と、土橋吏員の証言を鵜呑みにして、誤った判決を行ったことが、明白になりました。 

 

7、筋弛緩剤マスキュラックス(臭化ベクロニウム)の分子量は637.74です。
 ※参考 1995年12月改訂(第2版) 
     日本標準商品分類番号 871229           
     オルガノンテクニカ社の「有効成分に関する理化学的知見」の分子量は637.74です。

 

8、ベクロニウムの分子量は、557.82738になります。
  分子式 C(炭素)34・H(水素)57・Br(臭素)・N(窒素)2・
      O(酸素)4
 原子量  C12.0107  H1.00794   Br79.904  N14.0067 O 15.9994
      408.3638 +57.45258 + 79.904 + 28.0134 + 63.9976 = 637.73138
 臭化ベクロニウムの分子量は約637です。
 臭化ベクロニウムから臭素の原子量を除いて、ベクロニウムの分子量を求めた場合の分子量は、約557になります。

 

9、ベクロニウムの分子量約557から導かれるm/z557(1価の場合)かm/z279(2価の場合)のイオンが検出されるのです。
  ベクロニウムの質量分析に関する外国論文及び福岡大学医学部医学教室 教授影浦 光義作成の鑑定意見書(影浦鑑定意見書)では、土橋鑑定は, m/z258をプリカーサイオンとしているが,ベクロニウムをLC/MSないしLC/MS/MSで質量分析した場合,ベクロニウムの分子量約557か ら導かれるm/z557(1価の場合)かm/z279(2価の場合)のイオンだけが検出されると、指摘していたのです。

 

10、再審請求に対する検察意見書の詭弁。

 

                             (意見書16頁)
(1)宮城県警科捜研で分析した結果m/z279及びm/z557の他に、m/z258 も検出できた。                 
   宮城県警科捜研が行ったべクロニウム標品の分析結果は,以上のとおりであって,この分析結果によれば,m/z279及びm/z557のほかに,m/z258も検出できたのである。ところで,ベクロニウムをESI法によってイオン化した場合に検出されるm/z558又はm/z279のイオンは分子量関連イオンであり、他方,ベクロニウムは容易に加水分解しやすい性質を持つ化合物であり,その分解化合物のうち主要なものが3-OHベクロニウムである。そしてm/z258,この3-OHベクロニウム又は17-OHべクロニウムに由来するイオンである。

 

 未変化体を認める方法として、ついに平成24年11月6日付けで、検察が宮城県警に鑑定嘱託を行い、平成24年12月7日付けで、宮城県警科捜研から回答をもらってm/z279及びm/z557を検察が認めたのです

 

(2)ベクロニウムが加水分解して変化体になった。(意見書17頁)
  マスキュラックスなどの臭化ベクロニウムには,その合成過程で未変化体であるベクロニウムが加水分解した結果,その分解物である3-OHベクロニウムを始めとするベクロニウムの脱アセチル化体が夾雑物として混入している可能性のあることが薬品メーカーの分析によって確認されている(甲250号証10ページ)。したがって,分析の際に用いた臭化ベクロニウム標品自体に,加水分解物としての3-OHべクロニウムを始めとする脱 アセチル化体が含まれており,この夾雑物としてのべクロニウムの脱アセチル化体である3-OHベクロニウムあるいは17-OHべクロニウムから,定性分析において、m/z258が検出された可能性を指摘することができる。

 

  この様に、標品を正確に分析できなくて、加水分解した可能性があるとしていますが、大阪府警科捜研の土橋吏員は、証言で臭化ベクロニウムではなく、ベクロニウムを標品として鑑定を行ったと言っているが検察は虚偽の意見を記載している。また、標品を加水分解させて行う様な、いい加減な職員であることが証明されました。

 

これで、確定判決で、m/z258は未変化体と言っていたことが崩れ、変化体であることを認めたのです。

 

(3)大阪府警科捜研の土橋吏員は、全量消費したと証言したが、証言をひるがえしたのです。            (意見書23~24頁)
   また,土橋吏員らは,本件鑑定書作成後, 鑑定試料の残渣及びべクロニウム標品のLC/MS/MS分析により,m/Z279をプリカーサーイオンとしてプロダクトイオンス キャンを行ったところ,保持時間2.7分にm/Z356,398,430等のイオンを有するプロダクトイオンスペクトルを得ている。                          (平成13年5月15日付けの鑑定に関する補足事項より)   
   その検査の経過と結果は,次のとおりである。
 ⅰ すなわち,土橋吏員らは,各被害者の血清,尿及び点滴輸液を,鑑定資料としては全て分析に供したものの,鑑定終了時点で,①血清及び尿については,いわゆるカートリッジ抽出という前処理を加えたもののうち分析後に残存した試料残渣を,また,②点滴輸液については,筋弛緩薬以外の薬毒物検査において非破壊分析に使用した後に残った試料残渣を,それぞれ冷凍保存した。
 ⅱ 土橋吏員らは,平成13年2月ころ,べクロニウムの標品をLC/MS/MSで分析した場合,MSIにおいて,m/z279が検出されるという補助的な知見を得たことから,前記の試料残渣について,LC/MS/MSによる分析を試みたものである(ここで分析に用いられたのは,鑑定資料の残渣ではなく,鑑定資料の抽出操作で得られた試料の残渣ないし非破壊分析に使用した後に残った試料残渣である。)。
 

 

土橋吏員は、あれほど証言で、鑑定資料を全量消費したと言った証言を覆し、標品のベクロニウムおよび各資料を分析したところ、・・・・・m/z279を検出したと、言い出しているが、平成13年5月頃に作成されたという根拠は、どこにも有りません。 さらに、検察では、「資料残渣」と言っているが、土橋吏員の「鑑定書に関する補足事項」では、「資料残渣」という言葉は一切使っておりません。 標品のベクロニウムおよび各資料と記載しているのです。また、土橋吏員は、平成24年12月6日付けの仙台地方検察庁からの照会に対し平成24年12月13日付けの回答では、「検査試料の残ったバイアル瓶」と言ってるのです。 
 注(一般にバイアル瓶とは、医療薬品を封入する管瓶(カンビン)を指します。)
 すなわち検察は、どうしても未変化体であるm/z279を認める口実に、全量消費では確定判決を維持出来なくなって「資料残渣」を持ち出したのです。

 

11、速やかに再審を開始すること。
  以上の通り、有罪の決め手になった「鑑定」が根底から崩れたこと等、確定判決が虚偽の判決文であったことが明らかになったいま、再審開始を行い真実を探求することを裁判所に求められているということです。

 

12、再審について
刑事訴訟法第435条
【再審を許す判決・再審の理由】再審の請求は、左の場合において、有罪を言渡した確定判決に対して、その言渡を受けた者の利益のために、これをすることができる。  
1、項省略
2、原判決の証拠となった証言、鑑定、通訳、又は翻訳が確定判決により虚偽であったことが証明されたとき

3、~7項省略

2013年11月26日 (火)

土橋均吏員(大阪府警科捜研)の鑑定は虚偽であった。

大阪府警科捜研の土橋均吏員(事件当時)の鑑定は虚偽であった。

 

 

 

詳細は、カテゴリー「鑑定」のところに、これまで掲載した記事がありますので読んでください。

 

 

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