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« 検察意見書(2)について | トップページ | 土橋均吏員(大阪府警科捜研)の鑑定は虚偽であった。 »

2013年10月11日 (金)

裁判官・検察官をだました土橋吏員と、だまされても気づかない裁判官と検察官。

 これから、法廷での証言を記載しますが、こんな問答を聞いてた裁判官は、それでも証言の確認をしないで、土橋吏員を優秀な科学者だと思いこみ、判決文を書いたのです。

   証人尋問調書(第23回公判調書48~49頁)
検察官  先ほどから証人の御証言の中で、MS1のところで、イオンを開裂させて、より小さいイオンを作るというような趣旨の御証言があったと思うのですが、 m/z258というイオンを壊しているのに、なぜ、それより大きなm/z356、374、398というプロダクトイオンが検出されるのでしょうか。

土橋証人 これは、m/z258のイオンが2価イオンだからです。この先ほどもチャートのところでご説明させていただきましたけれど、m/zは、このチャートの横軸の単位であります。それで258が2価イオンということですので、m/zが価数で、mは質量ですから、本来、この258というのは516のイオンなんです。それを2価イオンであるので、m/zで表しますと、516÷2で258となります。ですから、この質量分析/質量分析で、516を開裂させていると同じ意味になります

検察官  516を開裂させているので、356、374、398などのイオンを有するプロダクトイオンスペクトルが得られると、同じことになると、そういうことでしょうか。                                                                                      土橋証人 はい。そうです。

 「まず516÷2で258となります。」と土橋証人がいっておりますが、516とは何ぞやと言うことです。これは、ベクロニウム臭化物が加水分解した(変化体)の脱アセチル体なのです。
 356は、脱アセチル体のフラグメントイオンです。(変化体)  
  374は、3,17脱アセチル体のフラグメントイオンです。(変化体)
  398は、脱アセチル体のフラグメントイオンです。(変化体)

 これらを、土橋吏員は、全て未変化体と言って、それを裁判官は信用して

  (仙台地裁判決文70頁)
  ・・・・土橋吏員の証言によれば,スキサメトニウムについてはベクロニウムより分解が早く進むことから,当初から分解代謝物のことも念頭におき,検出されなかった未変化体以外に,分解代謝物の分析をも試みたのに対し,ベクロニウムについては各鑑定資料から未変化体が検出されたため,それ以上に代謝分解物まで調べる必要性が認められなかったことから,その分析は行わなかったものであり,両者の扱いを異にした合理的理由が認められるから,これが不自然とは認められない。

 こうして、守大助さんを有罪にしたのです。これほど明快な虚偽の判決文を裁判官は何と弁解するのでしょうか。いい加減素直に反省することが、裁判官に求められているのではないでしょうか。

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