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2013年4月 4日 (木)

検察官は推理作家か。警察の言い分を鵜呑みにし、推理、推理で推論したのです。

(検察の論告要旨172・173頁)

・・・・・・そこで,宮城県警では,S子事件について,同月23日に翌日投与すべき生理食塩液ボトル2本が黒色カラーボックスの中のS子の名前を記載した紙片が貼付された空き箱に取りそろえられた後,同月24日朝そのうちの1本に抗生剤が調合されるよりも前の段階で,その取りそろえられた生理食塩液ボトルがあらかじめマスキュラックス溶液を混入した別の生理食塩液ボトル(以下,「マスキュラックス混入済み生理食塩液ボトル」ともいう。)にすり替えられたと推理するとともに,犯人が同日午前中にS子に対して確実にマスキュラックスを投与しようと考えていたならば,その取りそろえられた生理食塩液ボトル2本ともがマスキュラックス混入済みの生理食塩液ボトルにすり替えられた可能性が高く,その場合,そのマスキュラックス混入済み生理食塩液ボトル2本は,同一製造番号の蓋然性が高いと推理した

 そこで,S子に対する犯行に使用されずに残ったマスキュラックス混入済み生理食塩液がその後他の患者に投与された可能性も高いと考え,S子の死亡後,同じ日に外来患者として北陵クリニックで診療を受けたOさんが,ミノマイシンを調合した生理食塩液の点滴投与を受けている間に,容体を急変させておりその症状がマスキュラックスの効果による症状と符合していたことから,S子に対する犯行に使用されずに残ったマスキュラックス混入済み生理食塩液ボトルがOさんの点滴に用いられたと推論した。・・・・・・・・

 このとおり、宮城県警が「推理」「推理」「推論した。」という前に「同一製造番号の蓋然性が高いと推理した。そこで,・・・」と進行させているが、推論に至るまで同一製造番号の蓋然性が高いと推理したなら、その結果について、明らかにすべきであるのに何ら触れないのであります。つまり廃棄物の中から探し出した点滴ボトルを、犯行の使われたとねつ造する為には、ロット番号(製造番号)を明らかにすることは出来なかったのです。

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