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2013年4月17日 (水)

橋本教授は、呼吸停止を臨床実験でもしたのか。

(仙台地裁判決文109頁))
(4) M子に対するマスキュラックスの投与方法について
   ア 前記のとおり,容体が急変した当時,真穂には点滴が施行されており,点滴ボトルには,輸液セット,三方活栓,エクステンションチューブなどが順次接続され,サーフロー針により静脈ラインが確保されていたこと,平成12年2月2日午後4時40分ないし50分ころから,抗生剤バンスポリンを調合した生食の点滴投与が続いていたところ,同日午後5時22分ないし23分ころ,三方活栓から注射器内の透明な液体約2ないし3ミリリットルが真穂の体内に注入されたこと,その1ないし3分後に前記のとおりM子の症状に変化が生じたことが認められる。
    イ 以上の事実を前提として,橋本教授は,マスキュラックスの投与方法に
     関して以下のとおり証言する(甲261,276)。
      マスキュラックスを三方活栓から注射器を用いて注入した場合の効果は静脈注射により直接単回授与した場合とほぼ同じと考えてよく,滴投与の場合より効果の発現が非常に早くなり,授与された幼児は,通常,泣くなどして異常を訴えることができないまま呼吸停止に至る。
      M子の急変時の症状は,ある時点以降に急激に現れており,点滴ボトル内にマスキュラックスを混入して点滴投与する方法では,高濃度のものを投与してもこのような症状は現れないと考えられるので,マスキュラックスの投与は,単回投与に近い方法,すなわち,三方活栓から注射器により注入された方法によって行われたと考えてよい。
以上は,筋弛緩剤の専門家であり,その薬効等に専門知識を有する橋本教授が,本件において実施されていた点滴及び三方活栓からの注入行為や症状発現の時間経過を考慮した上で供述したものであり,前記の事実経過に符合し合理的な内容を述べるもので、これを信用することができる。

裁判官は、橋本教授の証言を盲目的に受け入れ、「点滴投与の場合より効果の発現が非常に早くなり、授与された幼児は、通常、泣くなどして異常を訴えることができないまま呼吸停止に至る。」ことを合理的な内容だとして、医学的検討も加えずに信用することが出来るとして判決を行ったのでした。

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