2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 「自白」から急変患者リストの作成へ。(8) | トップページ | 初めての手錠。(10) »

2013年4月29日 (月)

反省文、急変患者リストの浄書。(9)

6 ⑥ 反省文、急変患者リストの清書

 11名のリストの下書きが完成すると、清水刑事からA子ちゃんへの反省文を新しい用紙に清書するように言われました。
 下書きを見ながら清書するようにしました。私はやってない気持ちと間違ったのかなという気持ちがありました。それでも調べてくれれば分かると思っていたので、清書していったのです。
 この時は、体力的、精神的にも疲れていました。怒られない様にするのが精一杯でした。私の書いてる姿勢が、机に左肘をつけて左手で頭を押さえるよう、背中を丸めてる状態で書いていました。
 すると、清水刑事は、「お前、そんなんで反省しているという気持ちがあんのか」と言われ姿勢を直しました。「反省しているか」と言われても、それに反発できる精神力が無くなっていました。
 さっさと終わってほしいとばかりだったので、パイプイスの上に正座しました。
 清水刑事は、そうだという顔をして頷いておりました。
 しかし、この正座は、そんなに永くは続きませんでした。右膝を手術していて正座というのがなかなか出来なかったのです。途中で、右膝が痛いので伸ばしていいかと清水刑事へ言って、同意を得られたので右膝だけはだらんとさせてもらいました。こうして作業を続けました。
 反省文というのが完成されていった。下書きでは、処置の順番がばらばらで有ったり、半田郁子医師の挿管ミスを書いていましたが、清書では、それらしい順番にして挿管ミスのことは、書きませんでした。
 11名のリストについても清書することになりました。このリストで下書きSくんの「麻酔薬」という記載が、ドルカムという薬品に変わりました。
 清水刑事から、「麻酔薬の名前はなんだ、なんなのだ」と聞かれたので、私は、症状から「麻酔薬」なんではないかと言い書いただけなので、薬品名なんて知りません。「なんだ」と聞かれても答えられません。「使ってないし、やってないんで分かりません」と言いました。
 それで納得する事はないのです。清水刑事から3種類の薬を言われました。
「マスキュラックス、サクシン、ドルカムのどれだと」「Sくんの症状に合う薬はどれだ」と聞いてくるのです。

麻酔薬なのではないかと言ってましたので、この3種類の中ではS刑事1つしかないので、ドルカムという薬品の名を言って確認して書きました。
 こうして麻酔薬がドルカムに変わりました。
 私が、実際に使用して患者さんを急変させたということはありません。

 反省文、リストの清書が完成させられました。
 私は、書かないと怒られるので、清水刑事が 納得するように書いただけです。
 これを書くことによって逮捕されるとは少しも思いませんでした。

続く 初めての手錠

« 「自白」から急変患者リストの作成へ。(8) | トップページ | 初めての手錠。(10) »

北陵クリニック事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182856/57271672

この記事へのトラックバック一覧です: 反省文、急変患者リストの浄書。(9):

« 「自白」から急変患者リストの作成へ。(8) | トップページ | 初めての手錠。(10) »