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2010年4月 9日 (金)

「真実のカルテ」の真実とは?(3)

「真実のカルテ」P90
・・・・薬局の「注文ノート」と「納品書」を調べた。八月に「マスキュラックス」十アンプル、十一月にまた十アンプル、注文してあった。
X(守大助さん)のサインだった。
平成十二年三月末の棚卸しのとき、「マスキュラックス」の在庫は十三アンプルだった。プラス二十アンプルの注文。合計三十三アンプルの「マスキュラックス」はどこえ行ったのか??・・・・・・。
その夜、「サクシン」は自宅に持ち帰った。もう一刻も、北陵クリニックには置いておけない。・・・・・

あたかも守大助さんが、勝手に注文したように記載しているが、次の薬事法第46条第1項、第2項にある手続きを行わなければ、購入出来ないことを全く理解していない事が明白です。

薬事法(譲渡手続)
第四十六条  薬局開設者又は医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者(第三項及び第四項において「薬局開設者等」という。)は、毒薬又は劇薬については、譲受人から、その品名、数量、使用の目的、譲渡の年月日並びに譲受人の氏名、住所及び職業が記載され、厚生労働省令で定めるところにより作成された文書の交付を受けなければ、これを販売し、又は授与してはならない。
2  薬剤師、薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者、医師、歯科医師若しくは獣医師又は病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者に対して、その身分に関する公務所の証明書の提示を受けて毒薬又は劇薬を販売し、又は授与するときは、前項の規定を適用しない。これらの者であつて常時取引関係を有するものに販売し、又は授与するときも、同様とする。

さらに、「平成十二年三月末の棚卸しのとき、・・・・・・・・・・・・・マスキュラックス」の在庫はどこえ行ったのか??」と記載しているが、平成13年1月17日厚生労働省は北陵クリニックに立ち入り検査を行った結果「事件前は、毒薬等の定期的な在庫数量等の管理も行われていなかった。」と 指摘しております。

従って、平成12年3月末に棚卸しをしたということは、厚生労働省の立入検査の結果と全く整合性がないことが明らかです。

      北陵クリニックに対する薬事法に基づき立入検査結果の概要 

1 立入検査年月日
   平成13年1月17日(水) 13:30~17:00
2 対象診療所
    名 称 北陵クリニック
    所在地 宮城県仙台市泉区高森4丁目2番536
3 根拠
    薬事法第69条
4 目的
 准看護士が毒薬である筋弛緩剤を輸液に混入させたとする事件に関連して、薬事法上の観点から、報道等でなされている毒薬の管理について、事実確認及び改善状況の確認のため、仙台市、宮城県とともに立入検査を行ったもの。

5 検査結果
(1)毒薬等の保管状況について
   (1)毒薬等と他の物との区別
     事件前は、毒薬と劇薬について、特段の区別を行っていなかったとのことであったが、立入検査の実施時点においては、毒薬と劇薬の区分管理がなされていた。                                                             (2)施錠状態
   事件前は、毒薬について、施錠の認識がなく施錠設備のない場所において保管していたとのことであったが、立入検査の実施時点においては、毒薬は、施錠設備のある場所において保管されていた。

(2)管理体制について
   
事件前の毒薬等の管理責任者は院長であるとのことであったが、院長は非常勤で   あったため、内部での管理分担等について取決められておらず、少なくとも実質的な管理は不十分であったと考えられる。また、事件前は、毒薬等の定期的な在庫数量等の管理も行われていなかった。
   なお、事件後は、常勤の院長が毒薬等の管理に当たっているとのことであった。

仙台市情報公開条例により申請し、第140号平成17年10月11日付けの公文書開示決定通知書に添付された文書によれば、北陵クリニックの管理者は次の通りです。

平成3年9月19日開設届     院長 市江雅芳
この間の管理者の変更については、入手出来ませんでした。
平成8年9月19日事項変更届      (新)院長 半田 郁子
                                               (旧)院長 二階堂 昇
平成11年11月30日事項変更届     (新)院長 二階堂 昇
                                               (旧)院長 半田 郁子
平成13年 1月12日事項変更届      (新)院長 半田 郁子
                                               (旧)院長 二階堂 昇

従って、平成十二年三月末の棚卸しのとき、「マスキュラックス」の在庫は十三アンプルだった。というのは、真実ではない。

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